【上質なのに、どこか柔らかい。そんな一軒をめざして】
新たにオープンした『とよひさ』が大切にしたいのは、ただ格式を高めるのではなく、上質さの中に温かさや余白があること。肩肘張らずに楽しめる空気感をつくりながら、素材の力や手仕事の美しさを素直に届けられる店をめざしています。記念日や特別な日だけでなく、「今日は少しいいものを食べたい」という時にふらりと来られるような、日常と非日常の間にある存在でありたいと考えています。お客様にとっての“居心地の良さ”を、細部まで丁寧に育てていきます。

【お客様と一緒に“流れをつくる”寿司店】
当店では、決められたコースを淡々とこなすのではなく、素材の旬や状態、その日の会話や気分に合わせて一皿の流れを組み立てていくスタイルを大切にしています。対話を重ねるほど料理の幅が広がり、職人としての引き出しが増えていく。お客様の「これが食べたい」という気持ちを汲み取りながら、その瞬間に最適な一品を提案していくおもしろさがあります。今日しか生まれない時間を、目の前の人と共有できるのが、この店ならではの魅力です。

【新店だから味わえる、店づくりの面白さ】
2025年10月の開業ですので、仕組みやルール、働き方も固定されていないからこそ、一人ひとりのアイデアが店の色となって積み重なっていきます。「もっと良くしたい」を提案しやすい環境があり、経験を活かすだけでなく、自分の考えを店に反映させられる風通しの良さも特徴です。立ち上げという一度きりの経験を糧にしながら、自分の理想の“寿司店像”に近づけるチャンスでもあります。